リフォーム おばあちゃんから引き継いだ家 埼玉県飯能市下加治 母屋の一部を建替え・増築しました。 西川材をふんだんに使い飯能市から補助金ももらいました。 かつておばあ様が暮らしていた家。御両親の家は隣にありますが結婚されて二人の新生活の場となりました。そして新たにお子様の誕生。こまごまと区切られている家は家族が一緒にいるには動線や空間のつながりが悪く、二つの部屋を一つにして家族の顔を見ながらゆったりと過ごせる空間にしたい。御主人はゴロンと横になれる小上がりを、奥様は大勢のご友人と作業ができるキッチンを、そして小上がりをベンチとして利用できる食卓がお二人のご要望でした。世代の生まれ変わりとともに家も生まれ変わりました。 奥様が一番こだわったキッチン。週末にはお友達と畑作業。その後手伝ってくださった方々とホームパーティ。料理が大得意な奥様と大勢のお客様で一緒に調理、片付けができる2列型キッチンの形になりました。小上がりで遊ぶ子供との距離もぐんと近くなりました。 少し増床して天井は屋根いっぱいまでの高い一つの大空間にし、大きな窓も付けて明るく解放感たっぷりのLDKとなりました。床や小上がりに使った地場産「西川材」の無垢材はさらりとしていて裸足で歩くのが気持ちよく、つい寝転びたくなってしまいます。 キッチンの向こう側が扉をすべて解放できるパントリー。 勝手口土間に続いており泥付野菜などたくさん保存できます。 細かい食器類は大容量のキッチンの引出に収納。 大きなものはパントリーに収納して大量にあった生活用品もすっきり収まり、家事動線もばっちりです。 着工前 こまごまと区切られている家は動線や空間のつながりが悪いため、奥様は家族の気配を遠くに感じながら忙しくキッチンに立っていました。 しかも古い家だったので冬はとても寒く、たくさんある食器や調理器具類が所せましとせまり、窮屈な印象でした。 上棟のようす 高性能住宅 K邸 AT様邸