木造住宅 地震で絶対に壊れない家 宮城県仙台市 2011年に東日本を襲った大震災。M様は仙台駅より海に近い若林区のお住まいで、津波の被害は逃れたものの家は半壊。立て直しを決意したM様「家を建ててくれる大工さんがない。ぜひ、家を建ててほしい」と依頼がありました。 M様のご要望から、効率よく太陽光発電ができるよう大屋根にし、空気の流れとして天窓から基礎下に作った空気層を通って自然に風が家全体に流れる様に設計されています。そのおかげで夏もよほど暑い日でない限り、エアコンを使う事がなくなったというM様。太陽光発電も本領発揮していて「冬の間でも電気代を払うことがなくなった」と大喜びのご様子でした。 東北ではあまり桧は使わないようですが、今の柱梁や浴室の天井は桧にしました。天井や外壁には杉。白い壁は漆喰。そして、水廻りのカウンターや浴室床、壁は石。すがすがしくてやさしい特別な空気に包まれている感じがしてきます。M様邸ではキッチンや家具まで手作りしています。 もちろん、構造的には家の形はもとより、かつて田んぼだったゆるい土地に地盤改良杭を使い、そして杉よりも蟻害にも強く、強度のある桧の4寸柱を使っているので安心できる家となっています。 住み継いでいける家〔長期優良住宅〕 快適なバリアフリーの家