「手入れをしながら長く大切に使えるよう、構造躯体を丈夫にして、メンテナンスが簡単でリフォームがしやすい家を作り、将来中古住宅としても価値のあるものにする」というのが長期優良住宅です。税金の特別措置があり、いい材料を使うため断熱性能がよいなど環境にも優しいものですが、その分建築コストがかかるのも実情です。今回は地域ブランド制度の補助金を受け取り、それをコストアップの分に充当するといった形で経済的な負担を増やさずに長期優良住宅を建てることができました。

「真夏の暑い日に帰ってきてもムッとする感じがなく、窓を開けていれば風邪が入ってくるのでとても快適です。」と長期優良住宅の良さを実感されているＫ様です。

通常の家づくりと変わりませんが、特に時間をかけたのが家事動線と収納のプランについてです。Ｋ様もご自分の家事の効率を考えて希望をしっかりと伝えて下さり、洗濯をしてすぐに仮干ができ、買い物やゴミの仮置きなどもできる多才な家事室が出来上がりました。奥様一番のお気に入りの場所となりました。

システムキッチンでは満足のいかなかったカウンターをリビングと一体型で作成しました。継ぎ目がないので掃除もラクラクです。

「真夏の暑い日中に外から帰ってきても家の中がむっとしていないんです」ご主人の入居して間もないころの感想です。
「これなら冬もかなり暖かいのではないかと期待しています」と。
そしてこの家づくりで特に気を配ったのが家事動線と収納。
奥様は建築前に弊社の収納セミナーで勉強され、随所に目的に合わせた収納を設けることにより片付けやすく、物の管理の簡単な家ができあがりました。