西川材

Wood

『西川材』って何?

埼玉県飯能市、毛呂山町、越生町などから産出される杉、桧のことです。
江戸時代、この地域から筏(いかだ)を使い木材を江戸へ運びました。
江戸の西の川から木材が運ばれたこともあり「西川材」と呼ばれるようになりました。
江戸の大火の復興材として、また関東大震災の際には木材需要が殺到したくさん使われました。
また、荒川支流の入間川・高麗川・越辺川の流域を西川林業地と呼んでいます。

立木

木は普通、40~80年で伐採されますが、その時に数本残して100年、200年の大径木に育て上げます。これが西川独特の育林方法で、この大径木を「立て木」と呼びます。「立て木」は、小規模の山で収益をあげながら大径木を育てるほうほうであり、いざというときのための「山の貯金」でもあります。

地産地消

森は「育てる」と「伐る」のサイクルで成りっている循環型の天然資源です。適切に、計画的に伐って使うことが自然環境の浄化・特続につながります。また、地元の木は同じ気候風土で使用することで、木はストレスなく本来の力(耐久性・防中性・抗菌性・香りなど)を発揮し、それは住む人に還元されます。